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​筋・筋膜性腰痛

腰痛の女性

こんなお悩みはありませんか?

・長時間のデスクワークをよくする
・痛い部位を押すと痛みを感じる
・前傾姿勢で身体をひねると痛みを感じる
・ぎっくり腰を良く経験する

このような症状があれば、筋・筋膜性腰痛の疑いが強いです。

​筋・筋膜性腰痛とは

腰痛の女性のイラスト

筋・筋膜性腰痛は、腰の筋肉や筋膜に対して急激、あるいは慢性的に負担がかかることで生じます。

レントゲンなどでは異常がなく、足への痛みや痺れもありません。

スポーツなどで腰の筋肉に急なストレスがかかった場合や、不良姿勢などで慢性的に筋肉や筋膜への持続的なストレスが生じた場合などに発症します。

急な強い腰の痛みとして知られている「ぎっくり腰」も、筋・筋膜性腰痛であることが多いとされています。

筋・筋膜性腰痛で痛みが生じる要因として、筋肉の内圧の上昇、筋肉や筋膜の疲労、脊髄内神経の興奮もしくは神経圧迫などがあります。

デスクワークなど長時間の座位や中腰での作業、あるいは重量物を持ち運ぶ業務など、長時間の前傾姿勢が原因とされます。

主に障害される筋肉として、腰殿部の筋肉(最長筋、腸肋筋、腰方形筋、中殿筋)があげられます。​


筋肉への持続的な収縮に、体幹の前屈運動などが加わると筋肉・筋膜に損傷が起こりやすく、障害された筋肉の筋腱移行部周囲に圧痛がみられます。

また、不良姿勢の影響により筋肉の内圧は上昇し、筋肉内の血流量が減少します。

その結果、筋肉に阻血性の痛みが生じるようになります。

施術部位としては、腰殿部周辺の筋肉を刺激し、筋肉内の血流量を増加させることで、症状の緩和を図ります。

デスクワークの男性
腰痛の男性のイラスト

ケアスマイルでおこなう​筋・筋膜性腰痛の施術

・痛みの原因となっているトリガーポイントを刺激
トリガーポイントとは痛みの原因となる部位のことであり、必ずしも痛みが出ている部位とは限りません。特に、鍼で刺激したときに遠隔部まで刺激が伝わる部位がトリガーポイントや経穴(ツボ)に相当します。こういった部位を刺激することで、腰痛の軽減につながります。

・腰部の筋膜を刺激
筋肉が張っている原因を取るために、胸腰筋膜、腰背腱膜に付着している筋肉(広背筋、脊柱起立筋、大殿筋等)を刺激します。
これらは表層の組織であるため、深く鍼を入れる必要がありませんので、安全に施術を進めることができます。

・過剰に反応している筋肉・神経をブロック
鍼治療のメリットとして、血流改善だけではなく、皮膚上にあるセンサー等を刺激して、痛みの信号をブロックする効果もあります。

​そのブロック作用を最大限活用するために、当院では低周波鍼通電療法を用いています。

・体幹を支えるための筋力トレーニング

腰の筋肉
腰に鍼通電療法を実施している写真
腰痛の施術前後

​症例紹介 腰痛

症状のある部位

【患者】 40代 男性
【施術回数】5回
【通院期間】1か月
​【来院までの経緯】
 来院したその日、膝を伸ばした状態で重いものを持った時、左の急性腰痛(ぎっくり腰)が出現した。ぎっくり腰は3度目で、鍼治療の経験あり。足の痛み、しびれなどはなく、うつ伏せで寝ているときは楽で、座ったり歩くときに痛みが増強する・・・

施術の流れ

問診のシーン
腰の検査
腰の動きを確認
腰へのマッサージ
問診のシーン

☆カウンセリング・検査

施術方針の決定

施術効果の確認

​当院では施術の治療効果を最大限引き出すため、どこよりもカウンセリング・問診に力を入れています。

カウンセリングや検査の第1の目的は「痛みの発生源」を明確にすることだと考えています。

そのなかで患者様が求めていることは次の3つだと思われます。
①何が痛いのか?
②どうして痛いのか?
③その痛みを改善してくれるのか?

この3つの内容に応えるべく、​当院では患者様の状態を確認するために当院ならではの問診・検査を実施しています。

ケアスマイルの施術頻度

​急性腰痛の場合

治療頻度は症状によって異なりますが、初診時は週1~2回のペースで3~5回ほど治療を継続します。

急性腰痛では刺激に過敏な場合も多いので、鍼の刺激は弱めで、患部に入れる鍼の本数は少なめにします。発症してから1週間ほどたっている場合は患部に直接鍼を入れていきます。

発症から4週ほどたって刺激に慣れた、もしくは効果が実感できない場合は低周波鍼通電を行います。

治療から6回目ほどで治療内容を見直していきます。

ここまでの経過がよければ​2~3週間に1度で様子を見ていきます。

その後も症状の増悪がなければ、メンテナンスとして1か月に1回とする経過が理想的です。

​慢性腰痛の場合

治療頻度は症状によって異なりますが、急性症状と異な 数年以上持続した慢性腰痛であれば、治療回数も多くなりやすいです。

初診時は週1回のペースで5回ほど治療を継続すると効果を実感しやすいです。

鍼治療の場合、初めての方は鍼が身体に慣れていくまで、弱めの刺激で鍼の本数も少なめにします。
 刺激に過敏な方は、これだけでも効果が期待できます。

刺激に慣れた、もしくは数回やっても効果が実感できない場合は低周波鍼通電を行います。

低周波鍼通電の内容も症状に応じて刺激方法を変えていき ます。

治療開始から6~8回目ほどで治療内容を見直していきます。

ここまでの経過がよければ​2~3週間に1度で様子を見ていきます。

その後も症状の増悪がなければ、メンテナンスとして1か月に1回とする経過が理想的です。

 

ケアスマイルの特徴

​時間をかけた丁寧な問診・カウンセリング

当院では一人一人に時間をかけて丁寧に問診・カウンセリングを行うよう心がけております。
鍼灸・マッサージにおいて、ただ痛いところを施術すればよいわけではありません。また、ただの肩こり・腰痛・膝の痛みにも原因と理由があります。原因をしっかり特定し、適切な刺激量で鍼灸・マッサージを行うことが効果的です。
また、痛みが生じた背景について、しっかり患者様と話しながら、カウンセリングやセルフケアの紹介を行うことで、治療効果を高めていきます。

カウンセリングしているセラピスト

​温故知新 現代医学に基づいた施術方針

検査をしているセラピスト

業界歴10年、医療機関や教育現場で培った知識と技術を用いて、現代医学のエビデンス(科学的な根拠)に基づいた鍼灸・マッサージで治療を行います。その際、現代医学的に患者様の状態をわかりやすく説明します。
現代鍼灸とは、東洋医学的な要素を大事にしながら、解剖学・生理学的なメカニズムを利用した鍼灸治療です。鍼灸治療では、低周波鍼通電療法や台座灸を活用します。低周波鍼通電では筋肉・関節だけでなく、脳や自律神経系にもアプローチして、痛みの軽減を図ります。
鍼灸治療の良さは、全身のツボ(経穴)を刺激して、脳や自律神経系にアプローチできるところです。

​衛生面に配慮した施術

使用する鍼、シャーレ、ベッドシーツ、枕カバー等は全てディスポーザブル(使い捨て)です。患者様ごとに取り換えております。また、鍼灸治療の際、施術者は使い捨ての手袋を着用して、鍼が身体に入る部分には直接触れないようにしています。こまめに手洗い、手指消毒を行い、常に衛生面に気を配っています。

施術用ベッド

​セルフケアの紹介

当院では症状の早期回復・治療効果の延長を期待して、セルフケアを紹介しています。
特に慢性腰痛や肩こりは、日頃の日常生活での姿勢や運動不足が背景にあります。治療を行ってもすぐに元に戻ることもあります。
そこで、積極的にセルフケアを紹介し、施術中にも実践してもらっています。

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ご相談・お問い合わせ

頚部の鍼治療
肩こりのマッサージ

ご予約前の鍼灸に関する不安、自分の症状にあった施術は何かなどもご相談ください。

はじめて鍼灸を受ける方には、鍼灸についてわかりやすくご説明します。

​どんな症状なら鍼灸やマッサージが適しているのか?

​何でも相談してください。

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