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仙腸関節性腰痛
こんなお悩みはありませんか?
・お尻のあたりを押さえると痛みを感じる
・あぐらの姿勢をとるのが辛い
・無意識に痛いほうのお尻を浮かせて座っている
・ベッドで片脚をたらし、逆の脚を抱えるとお尻が痛い
このような症状があれば、仙腸関節性腰痛の疑いが強いです。
仙腸関節性腰痛とは
仙腸関節は、後方を強靱な骨間仙腸靱帯およ び後仙腸靱帯で結合されており,動きが小さい関節です。
また、関節面は荷重に対して捻る力が生じやすい構造をしています。
なので、中腰での作業や不用意な動作、あるいは反復性の作業で繰り返しの負荷で骨盤周囲の筋の協調運動に破綻が生じる と、関節に微小なズレができます。
その結果, 運動制限等の機能障害が起こり,痛みが発生 するものと考えられています。
主に仙腸関節部の障害により痛みを起こすタイプの腰痛で、鍼を関節部まで深く入れて刺激します。
仙腸関節部への荷重異常で発症し、仙骨外縁や上後腸骨棘周囲の圧痛、鼠径部や下肢への放散痛がみられることがあります。
関節内・関節周囲の靭帯の炎症により痛みが起こると考えられています。
そのため、仙腸関節の靭帯を刺激するためには深く鍼を入れて刺激することが効果的だと考えます。
ケアスマイルがおこなう仙腸関節性腰痛の施術
・痛みを引き起こしている原因は仙腸関節です。
・仙腸関節への刺激は指では不十分なため、鍼治療により関節部を刺激することが効果的です。
・刺激部位は主に仙腸靭帯部であり、過敏になっているセンサーを鍼でブロック
・仙腸関節が不安定になる原因として体幹の筋力低下があるため、体幹を支える筋肉(腹横筋、多裂筋)のトレーニングを指導します。
症例紹介 腰痛
【患者】 40代 女性
【施術回数】1回
【通院期間】初回
【来院までの経緯】
来院日の朝、座った状態で物を取ろうとしたときに右殿部に痛みが生じた・・・
ケアスマイルの施術頻度
急性腰痛の場合
治療頻度は症状によって異なりますが、初診時は週1~2回のペースで3~5回ほど治療を継続します。
急性腰痛では刺激に過敏な場合も多いので、鍼の刺激は弱めで、患部に入れる鍼の本数は少なめにします。発症してから1週間ほどたっている場合は患部に直接鍼を入れていきます。
発症から4週ほどたって刺激に慣れた、もしくは効果が実感できない場合は低周波鍼通電を行います。
治療から6回目ほどで治療内容を見直していきます。
ここまでの経過がよければ2~3週間に1度で様子を見ていきます。
その後も症状の増悪がなければ、メンテナンスとして1か月に1回とする経過が理想的です。
慢性腰痛の場合
治療頻度は症状によって異なりますが、急性症状と異な 数年以上持続した慢性腰痛であれば、治療回数も多くなりやすいです。
初診時は週1回のペースで5回ほど治療を継続すると効果を実感しやすいです。
鍼治療の場合、初めての方は鍼が身体に慣れていくまで、弱めの刺激で鍼の本数も少なめにします。
刺激に過敏な方は、これだけでも効果が期待できます。
刺激に慣れた、もしくは数回やっても効果が実感できない場合は低周波鍼通電を行います。
低周波鍼通電の内容も症状に応じて刺激方法を変えていき ます。
治療開始から6~8回目ほどで治療内容を見直していきます。
ここまでの経過がよければ2~3週間に1度で様子を見ていきます。
その後も症状の増悪がなければ、メンテナンスとして1か月に1回とする経過が理想的です。
ケアスマイルの特徴
時間をかけた丁寧な問診・カウンセリング
当院では一人一人に時間をかけて丁寧に問診・カウンセリングを行うよう心がけております。
鍼灸・マッサージにおいて、ただ痛いところを施術すればよいわけではありません。また、ただの肩こり・腰痛・膝の痛みにも原因と理由があります。原因をしっかり特定し、適切な刺激量で鍼灸・マッサージを行うことが効果的です。
また、痛みが生じた背景について、しっかり患者様と話しながら、カウンセリングやセルフケアの紹介を行うことで、治療効果を高めていきます。
温故知新 現代医学に基づいた施術方針
業界歴10年、医療機関や教育現場で培った知識と技術を用いて、現代医学のエビデンス(科学的な根拠)に基づいた鍼灸・マッサージで治療を行います。その際、現代医学的に患者様の状態をわかりやすく説明します。
現代鍼灸とは、東洋医学的な要素を大事にしながら、解剖学・生理学的なメカニズムを利用した鍼灸治療です。鍼灸治療では、低周波鍼通電療法や台座灸を活用します。低周波鍼通電では筋肉・関節だけでなく、脳や自律神経系にもアプローチして、痛みの軽減を図ります。
鍼灸治療の良さは、全身のツボ(経穴)を刺激して、脳や自律神経系にアプローチできるところです。
衛生面に配慮した施術
使用する鍼、シャーレ、ベッドシーツ、枕カバー等は全てディスポーザブル(使い捨て)です。患者様ごとに取り換えております。また、鍼灸治療の際、施術者は使い捨ての手袋を着用して、鍼が身体に入る部分には直接触れないようにしています。こまめに手洗い、手指消毒を行い、常に衛生面に気を配っています。
セルフケアの紹介
当院では症状の早期回復・治療効果の延長を期待して、セルフケアを紹介しています。
特に慢性腰痛や肩こりは、日頃の日常生活での姿勢や運動不足が背景にあります。治療を行ってもすぐに元に戻ることもあります。
そこで、積極的にセルフケアを紹介し、施術中にも実践してもらっています。
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