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​腸脛靭帯炎(ランナー膝)とは

膝に痛みがある女性

こんなお悩みはありませんか?

・膝の外側に痛みや圧痛がある。
・長距離のランナーである。
・膝の外側にあるでっぱりから2㎝上方の部分に圧迫を加えた状態で屈伸をすると痛みがある。
O脚、もしくは指摘されたことがある。

​このような症状の場合、鍼灸・マッサージが効果的かもしれません。

腸脛靭帯炎とは

ランナー
膝痛のイラスト

腸脛靭帯炎とは、膝関節の外側にある腸脛靭帯が屈伸動作により大腿骨のでっぱり(外側上顆)との間で繰り返し摩擦ストレスをうけることで発症します。

特に、スポーツ障害として長距離ランナーに起こりやすく、運動時に膝外側に痛みが生じるのが特徴です。O脚(内反変形)の方に起こりやすいとされます。

また、スポーツ障害は日常生活動作でも生じることがあります。

オーバーユース(使いすぎ)のほかにも不適切な姿勢や競技の技術不足による誤った身体の使い方でも生じる原因となります。

腸脛靭帯は腸骨稜から大腿骨の外側に沿って走行しているとても長い靭帯です。

この靭帯は、大腿筋膜張筋と大殿筋が緊張することで牽引され、膝関節外側部の動的安定性に関与しています。


鍼灸・マッサージの目的として、腸脛靭帯の緊張を緩和させるために、この靭帯が付着している筋肉へアプローチします。

膝周囲の靭帯

鍼灸・マッサージでの臨床においても、膝の痛みを扱う頻度は高く、半数は「変形性膝関節症」です。

しかし、スポーツ等に伴うオーバーユース・シンドローム(使いすぎ)による膝蓋靭帯炎、腸脛靭帯炎、半月板損傷、靭帯損傷など、その他の膝の症状を抱える患者も少なくありません。

そのため、当院ではしっかりとした問診やベッドサイドによる理学検査を行うことで、しっかり鑑別を行い病態に基づいた施術を行うよう心がけています!

ケアスマイルでおこなう腸脛靭帯炎(ランナー膝)の施術

治療目的は、膝の痛みの緩和、その他負担が生じている筋緊張の緩和などがあげられます。

鍼灸治療の主な治療部位は​、筋肉の緊張緩和を目的に、大腿筋膜張筋、大殿筋を中心に刺激ます。

その他、補助的に中殿筋、大腿四頭筋、圧痛部位などにも刺激します。

また、筋肉の緊張がみられず、腸脛靭帯部の痛みがある場合は、腸脛靭帯部の圧痛点に100Hzの低周波鍼通電療法をおこない、痛みの緩和を図ります。

鍼灸・マッサージを活用して、競技パフォーマンスをあげ、生活の質を向上させましょう。​

大腿筋膜張筋
膝痛に対する鍼通電療法

​症例紹介 膝の痛み

症状のある部位

【患者】 50代 女性
【施術回数】3回
【通院期間】1か月
​【来院までの経緯】
 半年ほど前から、原因不明の膝に痛みが出現し、
整形外科で変形性膝関節症と診断された。リハビリを受けるも期待する効果なく、しゃがむ時、階段を降りる時に症状が強く・・・

当院でおこなう膝痛治療の一例を紹介

​膝痛に対する鍼通電について

施術の流れ

問診のシーン
腰の検査
腰の動きを確認
腰へのマッサージ
問診のシーン

☆カウンセリング・検査

施術方針の決定

施術効果の確認

​当院では施術の治療効果を最大限引き出すため、どこよりもカウンセリング・問診に力を入れています。

カウンセリングや検査の第1の目的は「痛みの発生源」を明確にすることだと考えています。

そのなかで患者様が求めていることは次の3つだと思われます。
①何が痛いのか?
②どうして痛いのか?
③その痛みを改善してくれるのか?

この3つの内容に応えるべく、​当院では患者様の状態を確認するために当院ならではの問診・検査を実施しています。

ケアスマイルの特徴

​時間をかけた丁寧な問診・カウンセリング

当院では一人一人に時間をかけて丁寧に問診・カウンセリングを行うよう心がけております。
鍼灸・マッサージにおいて、ただ痛いところを施術すればよいわけではありません。また、ただの肩こり・腰痛・膝の痛みにも原因と理由があります。原因をしっかり特定し、適切な刺激量で鍼灸・マッサージを行うことが効果的です。
また、痛みが生じた背景について、しっかり患者様と話しながら、カウンセリングやセルフケアの紹介を行うことで、治療効果を高めていきます。

鍼灸院でのカウンセリング

​温故知新 現代医学に基づいた施術方針

セラピストが患者の足を持ち上げている

業界歴10年、医療機関や教育現場で培った知識と技術を用いて、現代医学のエビデンス(科学的な根拠)に基づいた鍼灸・マッサージで治療を行います。その際、現代医学的に患者様の状態をわかりやすく説明します。
現代鍼灸とは、東洋医学的な要素を大事にしながら、解剖学・生理学的なメカニズムを利用した鍼灸治療です。鍼灸治療では、低周波鍼通電療法や台座灸を活用します。低周波鍼通電では筋肉・関節だけでなく、脳や自律神経系にもアプローチして、痛みの軽減を図ります。
鍼灸治療の良さは、全身のツボ(経穴)を刺激して、脳や自律神経系にアプローチできるところです。

​衛生面に配慮した施術

使用する鍼、シャーレ、ベッドシーツ、枕カバー等は全てディスポーザブル(使い捨て)です。患者様ごとに取り換えております。また、鍼灸治療の際、施術者は使い捨ての手袋を着用して、鍼が身体に入る部分には直接触れないようにしています。こまめに手洗い、手指消毒を行い、常に衛生面に気を配っています。

施術用ベッド

​セルフケアの紹介

当院では症状の早期回復・治療効果の延長を期待して、セルフケアを紹介しています。
特に慢性腰痛や肩こりは、日頃の日常生活での姿勢や運動不足が背景にあります。治療を行ってもすぐに元に戻ることもあります。
そこで、積極的にセルフケアを紹介し、施術中にも実践してもらっています。

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ご相談・お問い合わせ

頚部の鍼治療
肩こりのマッサージ

ご予約前の鍼灸に関する不安、自分の症状にあった施術は何かなどもご相談ください。

はじめて鍼灸を受ける方には、鍼灸についてわかりやすくご説明します。

​どんな症状なら鍼灸やマッサージが適しているのか?

​何でも相談してください。

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