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​緊張型頭痛

頭痛に悩む女性

1.こんな症状はないですか?
①頭を締め付けるような頭痛
②後頭部の頭重感
③頭痛の程度はそこまでひどくない
④ひどい首肩こりがある
⑤夕方に頭痛が生じる
⑥頭痛の時に吐き気を伴うことはない

 このような症状がみられる方は「緊張型頭痛」の疑いがあります。

 緊張型頭痛において、当院がおススメする治療法は「マッサージ施術」です!
 緊張型頭痛の場合はマッサージでも十分な効果が期待できます。ただ、ひと月に10回以上おこる頭痛や慢性頭痛の場合は「鍼施術」をおススメすることがあります!

 すぐに治療法が知りたい方は下記にある「4.治療法」をご覧ください!

2.緊張型頭痛の原因
 緊張型頭痛の発症や経過には、心理的ストレス、首肩の筋緊張、筋疲労などが関与するとされています。

 様々な原因により、頭部をさせる後頭部から首にかけての筋肉の緊張が生じ、頭痛となると考えられています。
 特に後頭下筋群、僧帽筋などの首肩の筋肉の緊張が顕著にみられる方に頭痛が起こりやすいです。

頭痛の頻度が少ない場合は医療上それほど問題にはならないが、頭痛の頻度が増すと痛み止めであったり、予防薬が必要となります。また、慢性型の緊張型頭痛では生活の質が大きく低下し、仕事または学校を休むほどの支障がでることもあります!

また、ストレスにより頸肩の筋緊張がすすみ、その結果血行が悪くなり、頭痛が起きる。その痛みがさらにストレスとなり、さらに筋緊張が進むといった悪循環を形成しやすいです。
 
なので、まずは筋肉内の血流をよくすることが先決となります。マッサージや鍼は血管を拡張させる作用があり、血流を改善するとともに、副交感神経にも作用するため、精神的なストレスや脳の機能にアプローチして、痛みの悪循環を断ち切ることが期待できます!

3.こんな方は注意!
 以下のような頭痛がみられる方は緊急性の高い頭痛の可能性がありますので、一度医療機関への受診を勧めます。
 ①突然起きる頭痛
 ②生まれて初めて経験するタイプの頭痛、もしくは初めての頭痛
 ③激しい頭痛

 ④1週間以上も続くような頭痛
 ⑤発熱を伴う頭痛
 ⑥徐々にひどくなっていく頭痛


※突然起きる頭痛で、特に何時何分に起こったかまで正確にわかる頭痛は危険なタイプである可能性がありますので、注意が必要です。

※発作の持続時間について、緊張型頭痛の場合は30分~7日間とされており、弱い頭痛でも1週間を超えるようであれば医療機関への受診を勧めます


 

4.治療法
 緊張型頭痛に対して刺激する部位は、後頭部から肩甲上部、肩甲間部の筋肉の緊張を緩め、血行を促進することを目的とします。具体的な刺激部位は、後頭下筋群、板状筋、僧帽筋、肩甲挙筋、菱形筋がメインとなります。これらの筋肉をほぐしたりストレッチすることで、頭痛の症状を緩和させることができます!

 なお、首肩の筋緊張がそんなに強くない方で緊張型頭痛が起きている方もいます。そんな方は、マッサージで筋肉を刺激するよりも、鍼施術で浅く鍼を入れて刺激したほうが良いケースが多いです。

 マッサージや鍼施術により、日常生活や仕事への支障度はかなり軽減します。安易に痛み止めをたくさん服用することは、薬物乱用型の頭痛を引き起こす要因となるため、あまりおススメはできません。

 マッサージや鍼施術は精神的なストレスの緩和にもつながりますので、頭痛の改善だけでなく、精神面へのアプローチも期待できますので、頭痛に悩んでいる方は、ぜひ当院で施術を受けてみてください!

5.予防法
 後頭部から首肩にかけての筋緊張が主な原因であるため、日常的にストレッチや体操を実施することで予防することができます。その中で、頭痛体操というものがあり、顔は正面を向けたまま、頸椎を軸に両肩を左右に回転させる体操です。これを継続するだけで、頭痛の予防につながります。


 

以上のような症状でお悩みの方は、ぜひ当院で施術を受けてみてください。当院では、しっかり病態を確認して、その症状に適した施術を心がけております。また、日常生活上での予防策も合わせてお伝えしていきます。

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