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​関節モビリゼーションとは?

※関節モビリゼーションとは・・・

 動きにくくなった関節を動きやすい状態にする徒手療法として開発されたものとして、1970年代の米国で創始されました。この徒手療法は、関節可動域の拡大だけでなく、運動時の痛みの消失や施術後に「軽くなる」という効果も実感できる点が優れています。また、カイロプラクティックで用いる瞬発的な徒手操作(スラスト法)と違って緩徐な手技であることから、安全面でも優れています。

 身体を動かすとき、関節の内部では骨と骨が「滑り」、「転がり」、「軸回旋」といった動きが生じています。このどれかの動きが悪くなると、動かすときに骨と骨がぶつかったり、引っかかったりします。詳細は省きますが、関節周囲の筋肉や靭帯が緩んでいるとき、外部から力を加えると平行にずらしたり、引き離したりすることができます(関節の遊び)。これを応用して「滑り」、「転がり」などの運動を正常化させる手技が関節モビリゼーションになります。 ​

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