top of page
心理・社会的要因の腰痛

こんな腰痛ではありませんか?
・気分によって痛みを感じたり、感じなかったりする
・痛むところが一定でない
・姿勢を変えたり安静にしても痛みが続く
・常に不安や緊張がある
このような症状があれば、心理・社会的要因の腰痛が疑われます。
心理・社会的要因の腰痛とは


腰痛に関与する社会的背景としては、文化、家族と社会の支援、社会階級(地位)、教育、仕事の満足度と社会心理的側面、雇用管理と労働 関係、失業、早期引退、労災補償、訴訟などあげられます。
これらの要因は実は腰痛に密接に関連しているとされ、精神的なストレスなどが腰痛を引き起こすとされています。
腰痛には、不良姿勢や動作に関係する「腰自体の問題」とは異なり、社会的な要因に伴う心理的なストレスによる「脳の機能不全」によるものがあります。
これを「心理・社会的要因の腰痛」と言います。
具体的には、上記にあげた社会的な要因、不良姿勢や持ち上げ動作による負担、仕事への不満や周囲のサポート不足、人間関係の問題、さらには痛みへの不安や恐怖といった心理的ストレスが、大脳にある「前頭前野の機能不全」を起こすことがあります。
「前頭前野の機能不全」を起こしている方は、軽度な刺激でも痛みとして感じることがあります。
なので、施術としては、脳機能の正常化を図ることを目的に行われます。
ケアスマイルがおこなう心理・社会的要因の腰痛の施術
・精神的なストレスが腰痛の引き金となっています。
・刺激部位は腰の筋肉だけでなく、脳にたくさんの刺激を送るために頭部・手足末端を刺激します。
・頭部や手足末端を刺激すると自律神経系にもアプローチできるためリラックスできます。
・前頭前野の機能不全(ディスファンクション)になっている脳の状態をよくするために必要なことは、患者様がリラックスする、気持ちよいと思えることです。
・施術以外のアドバイスとして、ランニングや軽いスポーツも効果的です。


ケアスマイルの施術頻度
急性腰痛の場合
治療頻度は症状によって異なりますが、初診時は週1~2回のペースで3~5回ほど治療を継続します。
急性腰痛では刺激に過敏な場合も多いので、鍼の刺激は弱めで、患部に入れる鍼の本数は少なめにします。発症してから1週間ほどたっている場合は患部に直接鍼を入れていきます。
発症から4週ほどたって刺激に慣れた、もしくは効果が実感できない場合は低周波鍼通電を行います。
治療から6回目ほどで治療内容を見直していきます。
ここまでの経過がよければ2~3週間に1度で様子を見ていきます。
その後も症状の増悪がなければ、メンテナンスとして1か月に1回とする経過が理想的です。
慢性腰痛の場合
治療頻度は症状によって異なりますが、急性症状と異な 数年以上持続した慢性腰痛であれば、治療回数も多くなりやすいです。
初診時は週1回のペースで5回ほど治療を継続すると効果を実感しやすいです。
鍼治療の場合、初めての方は鍼が身体に慣れていくまで、弱めの刺激で鍼の本数も少なめにします。
刺激に過敏な方は、これだけでも効果が期待できます。
刺激に慣れた、もしくは数回やっても効果が実感できない場合は低周波鍼通電を行います。
低周波鍼通電の内容も症状に応じて刺激方法を変えていき ます。
治療開始から6~8回目ほどで治療内容を見直していきます。
ここまでの経過がよければ2~3週間に1度で様子を見ていきます。
その後も症状の増悪がなければ、メンテナンスとして1か月に1回とする経過が理想的です。
ケアスマイルの特徴
時間をかけた丁寧な問診・カウンセリング
当院では一人一人に時間をかけて丁寧に問診・カウンセリングを行うよう心がけております。
鍼灸・マッサージにおいて、ただ痛いところを施術すればよいわけではありません。また、ただの肩こり・腰痛・膝の痛みにも原因と理由があります。原因をしっかり特定し、適切な刺激量で鍼灸・マッサージを行うことが効果的です。
また、痛みが生じた背景について、しっかり患者様と話しながら、カウンセリングやセルフケアの紹介を行うことで、治療効果を高めていきます。

温故知新 現代医学に基づいた施術方針

業界歴10年、医療機関や教育現場で培った知識と技術を用いて、現代医学のエビデンス(科学的な根拠)に基づいた鍼灸・マッサージで治療を行います。その際、現代医学的に患者様の状態をわかりやすく説明します。
現代鍼灸とは、東洋医学的な要素を大事にしながら、解剖学・生理学的なメカニズムを利用した鍼灸治療です。鍼灸治療では、低周波鍼通電療法や台座灸を活用します。低周波鍼通電では筋肉・関節だけでなく、脳や自律神経系にもアプローチして、痛みの軽減を図ります。
鍼灸治療の良さは、全身のツボ(経穴)を刺激して、脳や自律神経系にアプローチできるところです。
衛生面に配慮した施術
使用する鍼、シャーレ、ベッドシーツ、枕カバー等は全てディスポーザブル(使い捨て)です。患者様ごとに取り換えております。また、鍼灸治療の際、施術者は使い捨ての手袋を着用して、鍼が身体に入る部分には直接触れないようにしています。こまめに手洗い、手指消毒を行い、常に衛生面に気を配っています。

セルフケアの紹介
当院では症状の早期回復・治療効果の延長を期待して、セルフケアを紹介しています。
特に慢性腰痛や肩こりは、日頃の日常生活での姿勢や運動不足が背景にあります。治療を行ってもすぐに元に戻ることもあります。
そこで、積極的にセルフケアを紹介し、施術中にも実践してもらっています。

bottom of page