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  • 執筆者の写真水口 貴成

ケアスマイル通信 №5 腰痛治療に効果的な鍼治療の可能性

更新日:2023年6月11日

皆さんこんにちは!

西宮市甲子園口北町 鍼灸マッサージ院(はり・きゅうマッサージ院 ケアスマイル)の水口です。


今回のテーマは「腰痛と鍼灸」です。


腰痛は、多くの人々が経験する一般的な症状です。


一部腰痛に関する動画をYouTubeにアップしていますので、ご興味のある方はこちらもご参照下さい。

「腰痛(椎間関節性腰痛)に対する鍼治療について」


腰痛は、仕事や日常生活に支障をきたし、痛みの強さや頻度によっては生活の質にも大きな影響を及ぼします。また、持続的な慢性痛は精神的なストレス、気分の落ち込みなどにもつながり、心身ともに辛い症状となるケースもあります。


鍼治療は、腰痛の緩和に効果があるとされており、腰痛を抱えている多くの方が経験したことがある治療法の一つでもあります。


本記事では、腰痛と鍼治療に焦点を当て、その可能性と効果について探ってみたいと思います。この記事が腰痛の解消につながれば幸いです。


1.鍼治療の基本

  鍼治療は、古代中国から伝わる伝統的な東洋医学の一環であり、特定の経絡(ツボ)に細い鍼を刺激することで体のバランスを調整します。


また、鍼は目的部位に応じて、神経・筋肉組織・靭帯・関節などに作用し、血流を改善し、体内の自然な治癒力を促進するとされています。


さらに鍼治療には、機能を正常化させる恒常性(ホメオスタシス)を調整する作用があり、身体の機能が過剰に興奮していれば鎮静化させ、逆に機能が低下していれば興奮させることができます。


このように鍼治療は人間が本来持っている自己治癒力、組織の修復作用を高めることが出来るとされており、薬物療法と比べても副作用が少なく、薬の服用ができない人、薬の効果が効きにくい人には特におすすめできます。


2.腰痛と鍼治療の関係

  腰痛はさまざまな原因によって引き起こされるため、一概に全ての腰痛に対して、ただ筋肉に鍼治療をしても、効果的とは言えません。


特にケアスマイルのホームページやブログでもたびたび紹介していますが、腰痛には画像診断で特定できる病名のある腰痛(特異的腰痛)と画像では判断できない腰痛(非特異的腰痛)に分類されています。


特に鍼灸・マッサージ院に来られる方は病名のない腰痛が多いのではないでしょうか・・・


ただ、鍼灸・マッサージが病名のついた腰痛に対処できないというわけではありません。


もちろん、病名がついている腰痛でも患者様の状態(病態)に応じて治療計画を立て、症状の緩和につなげることが出来ます。


ただし、しっかり患者様の状態を把握し、適切な治療計画を立てないと、どんな治療でも効果が薄いといえます。これは薬物療法であれ、リハビリであれ、なんにしても同様のことが言えます。


話がそれましたが、鍼灸・マッサージ院に来られる方の多くが病名がついていない腰痛であることが多いのは確かです。


そんな腰痛を非特異的腰痛といいますが、この腰痛にもさらに分類があります。


 ①筋・筋膜性腰痛

 ②椎間関節性腰痛

 ③椎間板性腰痛

 ④仙腸関節性腰痛

 ⑤心理・社会的要因による腰痛 


心理社会的腰痛については、①~④の慢性腰痛に絡んでいることが多く、精神的なストレスなどに起因する腰痛です。慢性腰痛を抱えている人の大半が抱えている問題といえます。


つまり、ただの腰痛と思っている方も多いでしょうが、腰痛にはこれだけの種類があり、それだけ治療方法も異なります。しっかりとした問診や検査で判断しないと治療効果はでません。


なので、腰痛で鍼を受けたけど効果がなかった。という方もおられると思いますが、それは患者様の腰痛のタイプに適した鍼治療ではなかった可能性もあります。


多くの研究や臨床経験により、鍼治療が腰痛の緩和に有効であることが示唆されています。


鍼治療は、神経の興奮を鎮めたり、筋肉の緊張を緩めたりすることによって、腰痛を和らげる効果があると考えられていますので、しっかり腰痛を分類わけして、腰痛のタイプに応じた鍼治療を実施することが大切であるといえます。







2.鍼治療のメリット

  鍼治療は手術療法やブロック注射などの治療法に比べて、侵襲度は低く、薬物療法や手術のようなリスクや副作用が少ないとされています。


また、個々の症状や体質に合わせて治療計画を立てることができるため、個々に応じたケアを行うことができます。


さらに、鍼治療は痛みのみならず、関連する不眠症やストレスなどの症状も緩和する効果があると報告されています。先ほどあった、心理・社会的要因による腰痛に対しても鍼治療が有効である可能性が示唆されています。


2.鍼治療の実際

 鍼治療は鍼灸師によって行われる専門的な治療であり、正確な診断と施術が重要となります。


鍼治療の前に、鍼灸師は患者の症状や病歴を詳しくヒアリングし、適切なツボと治療方法を選択します。先ほどもありましたが、腰痛の分類を見誤れば、効果が出にくい治療を受けることになり、患者様にとっても不利益につながります。


めんどくさいかもしれませんが、しっかりと問診や検査を受けることをおすすめします!


鍼は通常、皮膚への刺激を感じる程度で痛みは少ないとされています。

鍼を入れる深さも、筋肉、神経、靭帯、関節に応じて変えていきます。5mmの深さもあれば、6cm以上深く鍼を入れていく必要のある部位もあります。


また、治療の効果を得るためには、5回程度、もしくはそれ以上の回数の鍼治療を受けることが一般的です。


3.注意事項

 鍼治療は一般的に安全な治療法ですが、適切な施術を受けるためには、信頼できる鍼灸師を選ぶことが重要です。また、特定の病状や妊娠中の場合は、事前に医師と相談することをおすすめします。ホームーページでも紹介していますレッドフラッグに該当する場合は、直ちに医療機関への受診をしてください。


 また、腰痛治療に関しては、鍼治療以外もありますので、腰痛に悩む方々は、鍼治療を含めた総合的なアプローチを検討し、個々の状態に合わせた最適な治療方法を見つけることをお勧めします。


 気になる腰痛がございましたら、ぜひ当院に相談してください。

ブログを最後まで見ていただきありがとうございました。



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