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  • 執筆者の写真水口 貴成

ケアスマイル通信 №19 「鍼灸治療で股関節痛を軽減」

こんにちは!


西宮市甲子園口北町、鍼灸マッサージ院(はり・きゅうマッサージ院 ケアスマイル)の水口です。


今回のテーマは「股関節痛と鍼灸治療」についてです。




股関節痛は進行すると、日常生活において歩行や運動が困難となり、生活の質を大きく損ねます。


股関節痛の原因はさまざまですが、特に「変形性股関節症」は、中高齢になると発症しやすくなります。


股関節痛のある方の多くは、痛みを和らげるためにいろいろな方法を試していることでしょう。


そのなかで、鍼灸治療を選択肢に含めている方は少ないのではないでしょうか・・・・


その理由として、鍼灸のことはよくわからん・・・・

鍼って痛いんとちゃうの・・・・

ほんまに鍼灸って効果あるん?


といったことを感じていることでしょう!


鍼灸治療は、伝統的な治療法の一つで、最近ではその効果が科学的にも実証されつつあります。


本記事では、変形性股関節症に悩む方に向けて、鍼灸治療がどのように股関節痛を軽減し、生活の質を向上させるのに役立つかについて説明していきます。



1.変形性股関節症について

変形性股関節症は、股関節の軟骨が摩耗し、骨同士がこすり合う状態を指します。


これは一般的に加齢とともに進行し、股関節痛や機能障害を引き起こします。



・主な原因

 ①年齢

 加齢に伴い、股関節の軟骨が摩耗し、厚さが減少します。これにより、骨同士が直接接触し、痛みを引き起こします。


 ②遺伝的要因

 遺伝的な傾向も変形性股関節症の発症に影響を与えることがあります。家族に変形性股関節症を患っている人がいると、自身もリスクが高まる可能性があります。


 ③股関節の負担

 長期間にわたる過度な股関節の負担や怪我が、変形性股関節症を促進する要因となります。


・進行過程

 ①軟骨の摩耗

 股関節内の軟骨が徐々に摩耗し、厚さが減少します。軟骨は衝撃を吸収し、滑りやすい表面を提供する役割を果たしていますが、摩耗することでその機能が低下します。


 ②骨の変化

 軟骨が摩耗すると、股関節の骨同士が直接こすり合うことになり、骨の変化が生じます。骨が不規則になり、痛みを引き起こすことがあります。


 ③症状の悪化

 股関節痛、こわばり、運動制限などの症状が進行するにつれて悪化します。初期には動かしたときに痛むことが多いですが、進行すると夜間痛や、常時痛みがあるようになります。


変形性股関節症は進行性の疾患であり、早期の診断と適切な治療が重要です。適切な治療法を選択し、股関節の健康を維持することが、痛みと機能障害の軽減に役立ちます。




2.変形性股関節症の機能障害について


 変形性股関節症による痛みと機能障害は、股関節周辺での不快感や活動制限を伴う問題です。

 

 ①痛み:変形性股関節症による痛みは、股関節部分や太ももの内側に感じられることが一般的です。この痛みは次第に進行し、次のような特徴があります。


 ・動かすと痛む

 股関節を動かすと痛みを感じることが多く、特に歩行や階段の上り下りなどの活動時に痛みが増します。


 ・夜間痛

 進行すると、夜間にも痛みが続くことがあり、眠りを妨げることがあります。 


 ・継続的な痛み

 一度痛みが始まると、日中でも持続的な痛みが感じられることがあります。





 ②機能障害:変形性股関節症による機能障害は、股関節の正常な動きに影響を及ぼし、日常生活に制約をもたらします。


 ・こわばり

 股関節がこわばり、動かしにくくなります。足を上げたり、屈曲させたりするのが難しくなります。


 ・運動制限

 進行すると、歩行や日常生活の動作に制限が生じ、活動範囲が狭くなります。


 ・生活の質の低下

 痛みと機能障害により、日常の活動や趣味を楽しむことが難しくなり、生活の質が低下します。


変形性股関節症は、これらの痛みと機能障害が進行することで、日常生活に大きな制約をもたらす疾患です。


しかし、適切な治療法やケアを受けることで、痛みの軽減や機能の回復が可能となります。


治療については、専門家の助言を受けることが大切です。



3.股関節がなぜ重要なのか

 股関節は、体重を支え、歩行、座る、立つなどの日常の基本的な活動に重要な役割を果たしています。


そのため、股関節の健康は私たちの生活に大きな影響を与えます。


股関節が重要な理由は次の通りです。


 ①日常の動作に関与

 股関節は、歩行、走行、座って立ち上がる、階段の上り下りなど、日常のさまざまな動作に関与します。健康な股関節があることで、これらの活動をスムーズに行えます。


 ②体の安定性

 股関節は、体の安定性を提供し、バランスを保つのに役立ちます。股関節が弱っていると、転倒やけがのリスクが高まります。


 ③痛みや不快感の防止

 股関節が健康であれば、股関節痛や関連する問題を予防しやすくなります。痛みや不快感が発生することで、日常生活に不便さが生じることがあります。


 ④生活の質の向上

 股関節の健康は、生活の質に大きな影響を与えます。痛みや不快感が軽減され、日常の活動を楽しむことができるようになることで、生活が豊かで充実したものとなります。






股関節は体の重要な部分であり、その健康を維持することは全体の健康にもつながってきます!


鍼灸治療は変形性股関節症に伴う機能障害を軽減させることが期待できます!


具体的には、痛みやこわばりを軽減させ、生活の質の向上を目指します。



4.変形性股関節症に対する鍼灸治療の効果

鍼灸治療の効果として、痛みの軽減や生活の質の向上について詳しく説明します。


①痛みの軽減

鍼灸治療は、慢性的な痛みや急性の痛みに対して効果的です。具体的な軽減効果は以下のようになります。


 ・神経の緩和

 鍼灸による刺激が神経の活動を調整し、痛みを感じにくくすることがあります。これにより、痛みの強さが軽減されます。


 ・筋肉の緊張の解消

 鍼や灸の刺激が筋肉の緊張をほぐし、筋肉のバランスを調整します。これにより、筋肉が引き起こす痛みが緩和されます。


 ・炎症の抑制

 鍼灸治療は炎症を抑制し、炎症が原因で生じる痛みを軽減します。


②生活の質の向上

鍼灸治療により、生活の質が向上する方法についても詳しく説明します。


 ・運動能力の改善

 鍼灸治療は関節の動きを改善し、運動能力を回復させます。これにより、日常生活の活動が楽になり、制限が緩和されます。


 ・睡眠の質の向上

 痛みが軽減されることで、より良い睡眠が得られる可能性があります。良質な睡眠は生活の質を向上させます。


 ・ストレスの軽減

 鍼灸治療はリラクゼーションを促進し、ストレスや不安の軽減に寄与します。気分が安定し、精神的な健康が改善します。


 ・薬物の依存の軽減

 鍼灸治療が効果的な場合、痛みを軽減するための薬物の使用を減少させることができ、その副作用を軽減します。





6.まとめ:健康な股関節を取り戻す

鍼灸治療は股関節痛の苦しみを和らげ、生活の質を向上させることにつながります。


鍼灸治療の魅力は、その根本的な原理と、数多くの成功事例に裏付けられています。


股関節痛を抱える皆さんにとって、鍼灸治療は痛みの軽減や生活の質の向上につながることでしょう!


しかし、鍼灸治療を受けるうえで重要なことは、しっかりとした問診、適切なアプローチを受けることが重要です。


個々の状態に合わせた治療計画を検討し、経験豊富な鍼灸師を選ぶことが大切です。


健康な股関節を取り戻し、日常生活を再び楽しむ一歩を踏み出しましょう。


鍼灸治療は、股関節の負担を軽減し、充実した生活につなげるためのお手伝いをします。


最後までご覧いただきありがとうございました。


この記事を書いている人

水口貴成

はり・きゅうマッサージ院 ケアスマイル院長(あん摩マッサージ指圧・はり・きゅう師)

施術スタイル:現代鍼灸

~経歴~

平成24年 神戸市立盲学校 卒業 

あん摩マッサージ指圧師、はり師・きゅう師国家資格を取得

平成27年 筑波大学理療科教員養成施設 卒業 教員免許状取得

平成28年 医科大学東洋医学科 研修生 修了

平成29年~令和4年 特別支援学校(盲学校) 理療科教諭 勤務 

令和5年はり・きゅうマッサージ院 ケアスマイル 開業


 急性・慢性的な痛みに悩む患者さんへ、鍼灸マッサージ師として、できることを日々全力で取り組んでいきます。地域の方の健康の維持・向上に努めながら、皆様の抱える辛い痛みを鍼灸マッサージで少しでも和らげて、笑顔あふれる日常を過ごしていただく、そんな治療院を目指しています。




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